花まつりとは?

「花まつり」とは、4月8日にお生まれになったお釈迦様の生誕をお祝いする日のことです。そして、お釈迦様がお生まれになった時、「天上天下唯我独尊」といわれたように、「自分という存在は誰にも変わることのできない生命として生まれており、この命、このままで尊い。」ということを、仏の子である私達自身が再確認する日でもあります。私の命も、あなたの命も、年齢、性別、国籍、能力、学歴、地位、名誉、財産などの有無を超え、唯一無二の存在で、そのままで充分尊く、そのままでキラキラと輝いていると気が付いたならば、お互いに思いあい、助け合い、笑いあい、お互いの命に合掌しあえるはずです! 他人と比較して傷つく必要など全くないものであると同時に、他人より優れたものがあったからといって、おごり高ぶるものでもないのです。みんなちがって、みんないい!なんです。

 

延壽寺では「延壽寺花まつり」を開催し、お釈迦様の御降誕を盛大にお祝いいたします。この日は、甘茶かけや花まつり大法要をおこない、新入学児童のランドセル祈祷をはじめ、県内外から様々なジャンルの出店者様や出演者様をお招きし、音楽あり、踊りあり、体験講座やワークショップもあり、食事もありの一日となります。

私達がお互いを思いやり、助け合い、笑い合っている姿や場所こそが、お釈迦様が法華経に説かれた浄土であり、その浄土を築いていくことこそがお釈迦様の願いであり、私達仏教徒の使命でもあります。

お釈迦様がお歓びになるような時間・空間を創り、人と人、人と仏様とのご縁を繋げる場所、そして繋いだご縁を太く強く育む場所。

それこそが延壽寺花まつりの最大の目的です。

そんな花まつりを一緒に創りあげて下さる方のお越しを、心よりお待ちいたしております。 合掌